音楽をチマチマと作っているのですが、いかんせん知識が少ない事に気付きました。
先日、音楽のジャンル一覧を流している動画を視聴していたのですが、画面を見ずに聞いても答えられないものが多かったです。
なので、流石に音楽を作るのにこれではマズいのでは・・・?と思ったので、インプットするため調べようと思いました。今回はその第一弾です。
ケルト音楽
ざっくり言うと、「ケルトの地域で奏でられている多種多様の音楽」らしいです。
ジャンルが明確に分類されているわけではなく、ロックやポップス、ジャズ、フォーク等をケルト地域で民謡等、ケルト風に奏でているものがケルト音楽とされています。
そもそもケルトとは?
諸説あるのですが、ざっくり言うと多数の国の中でもケルト語を話していた人種の多い地域のことをさしています。
その中でも紀元前のヨーロッパ北武〜西部にいた民族の事を言い、ケルトという国があるわけではありません。
また、ケルトの文化として言葉を文字にする事が正しく無いと考えられていました。なので歴史的に記録としてあまり残されておらず、未知の部分が多いようです。
現在では、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、フランスのブルターニュ、スペインのガリシア、マン島辺りの地域でケルトの風習や伝統を受け継いでいるみたいです。
ケルト音楽でよく使われる楽器
代表的なものとして、「バグパイプ」「アイリッシュハープ」「ティン・ホイッスル」等が挙げられます。
バグパイプ
バグパイプ(英: bagpipes[1]、バッグパイプ)は、リード式の民族楽器。簧(リード)が取り付けられた数本の音管(パイプ pipe)を留気袋(バッグ bag)につなぎ、溜めた空気を押し出してリードを振動させ、音を出す。バグパイプの発音原理は有簧木管楽器と同じであり、一種の気鳴楽器ではあるが、必ずしも一般的な意味での「吹奏楽器」ではない。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』- バグパイプ –
見た目が特殊で革袋にリコーダーみたいなのが数本刺さっている感じの楽器です。
日本語にするとカバン管。ちょっとヘンテコな見た目です。
アイリッシュハープ
近代のハープが開発される前は広く用いられていた。元々はアイルランドのハープで、12世紀頃から存在していた。18世紀頃一時途絶えたが、19世紀にダブリンで復元された。弦は普通のハープとは違って、金属でできている。
通常のコンサートハープはCをC#にする際にペダルですべてのCを半音上げてしまうが、アイリッシュハープはシャーピングレバー[1][2][3]を操作した弦のみ半音上げることができるため、この装置を利用した複雑な和声が達成できることが知られている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』- アイリッシュハープ –
オーケストラなどで使われているハープは「グランドハープ」と呼ばれています。足でペダルを踏んで半音の操作をするのですが、アイリッシュハープにはペダルがありません。上についているレバーを上下することで半音を調整します。
ケルトハープ、ケルティックハープ、レバーハープなどとも呼ばれています。
ティン・ホイッスル
ティン・ホイッスル(英: Tin whistle、単にホイッスルの方が一般的。または、ペニー・ホイッスル)は、アイルランド語ではファドーグ (feadóg) またはファドーグ・スターン (feadóg stáin) と呼ぶ。指穴は6つで、フラジオレットやリコーダーの他、多くの音楽で使用される木管楽器と同じフィップル・フルートファミリーに属する。もともとブリキを丸めて付けただけの単純な造りのため値段も安く、演奏も簡単なので広く親しまれている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』- ティン・ホイッスル –
リコーダーと同じような構造の縦笛です。
明確な違いとして、リコーダーの指孔が基本8つに対してティン・ホイッスルは指穴の数が6つというところ。
ティン・ホイッスルには大きく分けて円柱と円錐の2種類の形があり、円柱のタイプの方が強く息を吹き込まないといけないので吹くのが難しいのだとか。ただ、こちらは高音が強い傾向があり、荒々しい音を吹くときはこちらを使用します。
逆に円錐のタイプは円柱よりも高音と低音のバランスがよく、吹くのが簡単です。
ケルト音楽によく使用される楽器の中では安価な方なので、手を出しやすいのはメリットです。
ケルト音楽の魅力
個人的に思うケルト音楽の魅力として一番なところが、神秘的な雰囲気ですね。ケルト音楽は、ケルトの文化圏に伝わる伝統音楽で、リズム・旋律・歌声が伝統的な美しい音色。この神秘的な雰囲気、一度聴けばハマりこむ魅力を持っています。
何かしらの作業をするときに、ケルト音楽をまとめた作業用BGMを聞きながらすることもあります。
筆者はゲームが好きなのですが、ケルト音楽風なBGMを聴くことがよくあります。ファンタジーな作品が多く、神秘的な音楽があっているのだと思います。
小ネタとして、私の好きなゲームであるFF4のアレンジアルバムが「Celtic Moon」といいます。この作曲者の植松先生はアイルランドで収録をしたらしいですね。全力感がとても伝わります。
次回作のFF5ではケルト風音楽が何曲かあり、植松先生曰くドハマりしてたらしいです。
まとめ
こういう神秘的な曲は好物なので、自分でもこんな感じの曲を作れるようになりたいです。
それっぽくするのも難しいイメージがあるので、雰囲気とか魅力とかを取り込んで頑張って作っていきたいと思います。